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 法的思考を身につけて、絶対合格、行政書士! 

 さて、メルマガ35号では、民法(学説推論問題:時効学説)をとりあげました。

 メルマガ35号を読み終わった方は、合わせて以下の問題を解いてみると、知識の定着を図れるものと思います。

 また、今回の問題は、昨年度の民法学説推論問題の類似問題です。

 36号メルマガの問題、今回のブログの問題を理解した後、昨年度の問題28を見直すと理解が深まるものと思います。

(民法例題)


(平成14年国家公務員1種試験民法科目より以下引用)

 債務の消滅時効制度の法的理解としては、主要なものとして次の3説が考えられる。


(祇癲忘通海両談濃効は、債務が消滅していることを時の経過により証明できなくなったことから債務者を救済する法定証拠の制度であり、債務を履行していない債務者を債務から解放する制度ではない。

(鏡癲忘通海両談濃効は、債務を負っている債務者を時の経過により債務から解放するための制度であり、時効完成により債務は当然に消滅する。

(契癲忘通海両談濃効は、債務を負っている債務者を時の経過により債務から解放するための制度であり、当事者の時効援用により債務は消滅する。

 次のア〜オのうち、それぞれの説から導き出すことができるものの組合せとして、妥当なのはどれか。


ア.消滅時効の完成により債務は消滅し、ただ債務者は時効の利益を放棄してその効力を覆すことができるのみである。

イ.時効完成後に、債務者がそのことを知らずに債権者に支払いをしたならば、債務は消滅していないから有効な弁済であり、実体法上の権利としての援用権はそれにより消滅する。

ウ.時効完成の効果は実体法上の援用権の成立であり、いかなる者に援用権を認めるかは実体法上の問題である。

エ.時効の援用は攻撃防御方法にすぎず、債務の消滅を主張する法的利益を持つすべての者は債務消滅を援用できる。

オ.時効の援用は攻撃防御方法ではなく、実体法上の権利行使であるところの意思表示であり、裁判上なされる必要はない。

   (機\癲法    吻供\癲法   吻掘\癲
1.    ア      イ、ウ、オ   イ、ウ、オ

2.    ア     ア、イ、エ、オ  ア、イ、ウ

3.    イ      イ、エ、オ   ア、ウ、オ

4.    エ       ア、イ    イ、ウ、オ

5.    エ       ア、エ    イ、ウ、オ

(引用終わり)

(民法例題終わり)

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正解は以下です。

正解:5

 時効学説に関する説明については以下をまずご覧ください。

 メルマガ36号バックナンバー 

 問題文の祇發蓮◆嵋…蠑攀鬚寮度であり」とあるので、上記リンク先でいう法定証拠提出説(訴訟法説・権利確定説)を意味しています。

 問題文の鏡發蓮◆峪効の完成より債務は当然に消滅する」とあるので、上記リンク先でいう確定効果説(攻撃防御方法説)にあたります。

 問題文の契發蓮↓鏡發汎瑛諭◆峪の経過により債務から解放するための制度」ではあるのですが、

「当事者の時効援用により債務は消滅する」とするものですので、上記リンク先でいう不確定効果説の停止条件説を意味しています。

 なお、供↓契發蓮◆峪の経過により債務から解放するための制度」というものであるのに対して、

祇發蓮◆嶌通骸圓鮑通海ら解放する制度」ではなく、「債務消滅を時の経過によって証明できなくなったことから債務者を救済する

法定証拠(債権証書や証言に優越する証拠価値を与えるもの)の制度である」という点が本問のポイントとなっています。

 また、祇發鯀幣挧\發箸いΩ討喨をする場合、対してこの説以外の2説は、実体法説と呼ばれます。

「選択肢ア.について」

 訴訟法説(祇癲砲任蓮⊂談濃効の完成という時の経過のみでは債務は消滅しません(提訴し、勝訴しなければなりません)。

 よって、選択肢アは祇發任呂覆い箸いΔ里鰐世蕕です。

 また、消滅時効の完成という時の経過のみで、債務は消滅するというわけですから、確定効果説(鏡癲砲謀合的です。

 停止条件説では、援用という条件成就がなければ効力が生じませんので、停止条件説(契癲砲箸賄合的ではありません。

 よって選択肢ア.は、鏡發ら導き出されるものとなります。

「選択肢イ.について」


 「実体法上の権利としての援用権はそれにより消滅する」とあるので、選択肢イ.は、実体法上の問題につき言及しており、訴訟法説(祇癲砲任呂覆い箸いΔ里鰐世蕕です。

 また、「時効完成後に・・債務は消滅していないから」とあるので、

消滅時効の完成という時の経過のみで、債務は消滅しないということですから、確定効果説(鏡癲砲箸賄合的ではありません。

 選択肢イ.は、時効期間の経過により、時効は成立してはいますが、

効力は援用という条件が成就するまでは生じないとする停止条件説(契癲砲氾合的であり、よって選択肢イ.は、契發ら導き出されるものとなります。

「選択肢ウ.について」


 「時効の完成は実体法上の援用権の成立であり」とあるので、選択肢ウ.は、実体法上の問題につき言及しており、訴訟法説(祇癲砲任呂覆い箸いΔ里鰐世蕕です。

 また、「時効の完成は・・援用権の成立」であるとしているので、時効期間の経過により、確定的に権利の得喪が生じるとする確定効果説(鏡癲砲箸賄合的ではなく、

効力は援用という条件が成就するまでは生じないとする停止条件説(契癲砲氾合的であり、よって選択肢ウ.は、契發ら導き出されるものとなります。

「選択肢エ.について」


 時効の援用は、「攻撃防御方法(原告・被告が訴訟において自己の申立を理由づけるために訴訟資料として提出するすべてのもの)」であるとしているので、

選択肢エ.は、援用を証拠にすぎないとする訴訟法説(祇癲法Τ猟蠍果説(鏡癲砲氾合的です。

 よって、選択肢エ.は、祇癲Ν鏡發ら導き出されるものとなります。

「選択肢オ.について」


 「時効の援用は攻撃防御方法」ではないとしているので、訴訟法説(祇癲法Τ猟蠍果説(鏡癲砲箸賄合的ではありません。

 援用を実体法上の権利行使であるところの意思表示であるとするのは停止条件説(契癲砲世韻任△蝓∩択肢オ.は、契發ら導き出されるものとなります。

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