過去の試験では、憲法科目において、条文ナンバーを記憶しておいた方がいい問題が出題されております。
憲法以外の民法等については、わざわざ条文ナンバーまで憶える必要はないものと思われますが、憲法については、条文数も少ないことですし、憶えておいた方が何かと役に立つことでしょう。
http://www.houko.com/00/01/S21/000.HTM
（日本国憲法）
問題はその憶え方なのですが、条文ナンバー等の数字関係項目については、適当な語呂合わせを自分で作って憶えるというのがいいかと思います。
例えば以下のように。。（憲法人権編10条〜30条）
１０条（日本国民の要件）→父（１０）ちゃん、日本国民 。
１１条（基本的人権の享有と性質）→尊い（１１）基本的人権は永久の権利。
１２条（自由権利保持義務等）→ひぃ（１）ふっ〜（２）と汗水流して不断の努力で自由権利を保持。
１３条（個人の尊重等）→いい人（１）み（３）んな幸せで個人として尊重される。
１４条（法の下の平等等）→維（１）新（４）後、身分制度は一応、廃止。
１５条（公務員の選定権等）→ひ（１）とご（５）とではない選挙。
１６条（請願権）→いろ（１６）んな、請願しちゃいましょう。
１７条（国賠）→いいな（１７）、公務員は訴えられなくて。
１８条（奴隷的拘束及び苦役からの自由）→奴隷も苦役もいや（１８）。
１９条（思想及び良心の自由）→思想及び良心の自由が制限されると一（１）番、苦（９）しい。
２０条（信教の自由等）→フ（２）レ（０）ンド教を信じるもよし。
２１条（表現の自由等）→ペアルック、２人一緒（２１）で、愛を「表現」。
２２条（職業選択の自由等）→夫婦（２２）一緒の職業につくことも自由。
２３条（学問の自由）→ビートたけしの兄さん（２３）教授。
２４条（両性の平等等）→不死（２４）鳥のような愛に、親の反対など通用しません。（だから、婚姻は、両性の合意のみに基いて成立する。。）
２５条（生存権等）→双子（２５）の兄弟、健康です。
２６条（教育を受ける権利等）→親子で風呂（２６）に入りながら教育してます。
２７条（労働の権利義務等）→上司と不仲（２７）でも働かなくてはいけません。
２８条（労働者の権利）→不夜（２８）城のごとく徹夜で職場占拠しました。
２９条（財産権の保障）→人の牛肉（２９：財産）とるな！
３０条（納税の義務）→納税しないなら、去れ（３０）！
この語呂合わせを実際の憲法条文とを見比べながら、３回程度、繰り返し読むと、不思議と条文ナンバーが頭の中に刻み込まれるものと思います。
憶え方のコツとしては、例えば、上記の２０条（信教の自由等）の語呂合わせ、「フ（２）レ（０）ンド教を信じるもよし。」の場合だと、
「とにかく、友達同士異様なまでに仲良くするということを教義とする宗教があって、なんだか毎日、変な儀式ばかりをしている。もちろん、そんなフレンド教を信じるのもよし。」という状況を頭の中で映像化して憶えます。
このように頭の中で、映像化、イメージ化すると、語呂合わせのストーリーがより記憶の中に残りやすいものだと思います。
また、突拍子もないような状況やストーリー（上記の場合だと、フレンド教というようなよくわからない、少し笑えるような状況やストーリー）を想定して語呂合わせを作った方が憶えやすくなります。
ありきたりの状況・ストーリーに基づく語呂合わせだと、当たり前ですが、すぐに忘れて記憶に残りにくいからです。
また、人が作った語呂合わせを憶えるよりも、自分で語呂合わせを作った方がよいでしょう。
語呂合わせを作っている過程の中で、記憶に働きかけることになるからです。
また、こういう少し笑えると自分で思えるストーリーを作りながら語呂合わせを考える作業は楽しいものです。
せっかく貴重な時間を使うのですから、遊び感覚で楽しんだ方がいいと思います。
受験勉強も楽しみながらできるように工夫すると全く苦になりませんし・・。
遊んでいるのか勉強しているのかわからないぐらいになるとしめたものでしょう。
こうなってくると、勉強することが楽しみに変わりますから、ドンドンなんでも身についてくるということになります。
好きこそものの上手なれということですね・・。
また、楽しんで何かをやっている人のところには、必ず幸運もやってきます。
何をするにもしかめっ面の方よりも、何事も楽しめる方の方が素敵だと思いますし、そういう人は、自然と輝いてくるものだと思います。
いずれにしても、記憶のいい人は、上記のように
�〜�烈に頭の中に情報が刻み込まれるように、
�△△┐董�突拍子も無い状況やストーリーに結び付けた、
�８賚す腓錣仕�を自分で作り、
�っ営瓦平�字や事項等をどんどん記憶していく、
というワザを使っているはずです。
ちなみに、昔の忍者は、ある事象を記憶しなければならない状況になった時には、刀で身体を傷つけたそうです。
人は、怪我をしたとか、痛い目にあったときのことは忘れにくいものですが、そういう状況を記憶術に生かしていたということですね。
つまり、痛みと憶えなければならない事項を結びつけて、忘れないようにしたというワザを忍者は使っていたわけです。
私達は忍者 (;-_-)y シュッ ・・・−＝≡卍
ではありませんし(^o^)、
痛いのはイヤでしょうから（T_T;）、
痛みに関連づけて憶えるのではなく、
突拍子もない状況やストーリーに結び付けて憶えるというワザを使った方がよいかと思います・・。
他にも記憶を高める方法は色々とあるものと思います。
もちろん、法的思考様式に基づき、条文や判例・学説等を読む（条文を見て反対解釈や縮小、拡張解釈、類推解釈をするトレーニングをする等）、法的三段論法に基づき、問題を解く等も、記憶の中に刻み込むための一種の記憶術であるといってもよいことでしょう。
突拍子もないことや、法的思考様式、イメージ、痛み等、とにかく何かを憶えるという場合には、意味があることや五感に結び付けて憶えないと、記憶に残りにくいというのが人間の頭の構造のようです・・。
是非、自分なりの記憶術を発見していただき、受験対策にご活用頂ければと思います。
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