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 法的思考を身につけて、絶対合格、行政書士! 

 赤レンガ庁舎              

 先週は、北海道の札幌に滞在していました。そのときに撮ったのが左の「赤レンガ庁舎(旧北海道庁舎)」です。

  竣工1888年(明治21年)の地上2階地下1階のレンガ組積造です。

 ネオバロックのファザード(正面)姿が美しいです。

 明治期に、日本に西洋近代法を教え込んだのはボアソナードですが、西洋建築を教え込んだのは、イギリス人コンドルでした。

 コンドルは建築の本質を美と考えておりましたので、当初の日本近代建築は、芸術志向でした。

 ところが、関東大震災をきっかけに、芸術志向から耐震技術志向へという転換があって、

 レンガ組積造の美しい建築様式はすたり、大正期からは、大規模建築については、

鉄骨・RC(鉄筋コンクリート)構造の実用性・機能性重視の建築が主流となりました。

 以後、日本建築は基本的には、実用性重視の方向性にあり、芸術性が一歩後退したところにあるものと思われます。

 ただ、RC構造は、ドロドロのコンクリートを鋳型である型枠に流し込む工法ですから、よくよく考えると、木造等に比べるとデザインの自由性が利きますので、

芸術性を発揮できないこともなく、安藤忠雄に代表される戦後世代RC構造中心建築家の中には、芸術性を優先させる方もおられますが、

ゼネコン中心の日本建築界は、そうはいっても、技術分野に比べて芸術分野は弱いというのが実情です。

 明治期の建築物は芸術性が前面に押し出された芸術品としても楽しめる日本においては数少ない建築物といえると思います。

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 赤レンガ庁舎の構造である、レンガ組積造は、文字通りレンガをコツコツと丁寧に積み重ねて造る構造です。
 
 レンガ組積造の建築物は、作り始めの頃は、何ができるのか見た目ではさっぱりわからないものだと思います。
 
 1階部分が出来上がる頃にようやく「ああ、建物なんだ!」ということがわかってくるものと思われます。
 
 そうやって、コツコツと積み上げたものが、屋根ができて、完成すると、芸術品ともいえるような美しい姿になるということです。
 
 もちろん、急いて作って、とりわけ基礎等の下方部分を適当に作ると壊れやすい建築物となってしまいます(これは、何もレンガ組積造の建築物だけに限りませんが)。
 
 建築物はかように、基礎をはじめとする下方部分を丁寧に作る必要があるわけですが、受験勉強も同じではないかと思います。
 
 基礎を丁寧に作り上げた方は、強い受験生になれるということです。
 
 例えば、民法ですと、その全体を貫く、基礎中の基礎たる理論である、
 
表見法理(権利外観法理)をあやふやな知識としてではなく、論理をしっかりと掴んで理解している受験生は強いと思います。
 
 (表見法理については以下の当ブログ発行のメルマガバックナンバーをご参考ください。)
 
 
 表見法理は、誤解を恐れずおおざっぱにいうと、「他人が見たら勘違いしそうな シチュエーション(状況)をあえて作った人は、実際にそれを見て勘違いした人に対して責任を負う。」というだけのことなのですが、これに枝葉がつき、実に多くのバリエーションがあります。
 
 「表見代理」(民法109条、110条、112条)・「表見代表取締役」(会社法354条)・「表見支配人」(商法24条)・「名板貸責任」(商法14条)等が、そのバリエーションです。
 
 表見法理の基礎がしっかりしていれば、これらは単なるバリエーションですから、理解することも憶えることもさほど苦にはならないはずなのですが、
 
 基礎がしっかりしていなければ、それぞれ別の項目に見えてしまい、
 
論理を理解するのではなくて、知識として丸暗記しなければならないという事態に陥り、もろく崩れやすい知識となってしまいます。
 
 このように、建物と同様、受験勉強も、基礎部分が最も重要であり、
 
その基礎の上にひとつひとつの論理を丁寧に積み上げていくという作業を繰り返さなければ完成には至らないということになります。
 
 もう、この時期ですから、当然、基礎からもう一度全て最初からやり直すというわけにはいかないわけですが、
 
 基礎部分を一度点検してみるという作業は決して無駄にはならないのではないかと思います。
 
 憲法ですと、前文・人権総論・包括的基本権(幸福追求権)・平等権・平等原則あたりを、その論理がしっかりと理解できているかを点検する、
 
 行政法ですと、行政法総論、すなわち、行政法の一般的な法理論、
 
この部分が、行政手続法・不服審査法・事件訴訟法の基礎中の基礎になっていますので、
 
その論理がしっかりと理解できているかを点検する、
 
そういう作業を行うということです。
 
 受験生の皆様は、この時期、建物でいうと、あと屋根を葺くだけで、完成という段階にきていると思います。
 
 ただ、基礎があやふやなまま、この建物に住み始めると、何かあれば倒壊のおそれが生じることになります。
 
 時期的にも丁度良いときだと思いますので、今一度基礎部分の点検をするという勉強もよいのではないでしょうか。
 
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