大阪:佐々木行政書士・マンション管理士事務所ブログ

法務・会計・心理学の1級資格を有する、ビジネス・暮らしの総合アドバイザー

大阪・寝屋川の行政書士・マンション管理士・FPです。東京商工会議所主催ビジネス実務法務検定試験(R)1級・日商簿記1級・日心連心理学検定(R)特1級の3つの1級資格を保持する、おそらく日本で唯一のトリプル1級ホルダーの行政書士だと思います。多角的な視点から思考することができる総合的なサポーターを目指しています。どうぞよろしくお願い申し上げます。

お問い合わせは、E-MAIL  fwkt0473@mb.infoweb.ne.jp  まで

行政書士・マンション管理士・1級建設業経理事務士 佐々木 賢 一

(商工会議所認定 ビジネス法務エグゼクティブ(R)・日心連心理学検定(R)特1級認定者(第16号)・日商簿記検定1級認定者・FP)

大阪府行政書士会所属(会員番号4055)・大阪府行政書士会枚方支部所属

Website: http://sasakioffice.la.coocan.jp/

記憶の心理学 2

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長崎の鳩

 左の写真(筆者撮影)は、長崎港で撮ったもので、海を眺める鳩の図です。対岸をじっと眺めながら、物思いに耽っているようで、近づいても、全然気にしてない様子だったので、撮らせて頂きました。

ヾ(^>

 この鳩にとっても、長崎の素晴らしい風景は、どこに飛んでいっても、忘れられないものとなることでしょう・・。

 「えっ、鳩も、エピソード記憶(時間・場所の情報を伴う記憶:前回記事をご参照ください。)するの?」との声が聞こえてきそうですが、

ごく最近(2006年頃)の調査では、どうやらハチドリがエピソード記憶しているという事象が見つかったそうで、ならば鳩もエピソード記憶をしている可能性があります。

 これだけ物思いに耽りながら見ていたのですから、忘れないように景色を目に焼き付けていたのでしょう。(^^;

 心理学では、覚えることを「記銘」、そして記銘したことを維持することを「保持」、記銘したことを思い出すことを「想起」といいます。

 長期記憶庫の容量は無限ですので、ここに入った記憶は、半永久的に保持され、

想起することができ、もう忘れることはないのですが、それ以外の場合は、記銘しても、忘却していきます。

 記憶の保持率は、1日たつと、半分以下になってしまうそうで、

記憶を中期記憶庫→長期記憶庫に転送するためには、完全に忘却しない間に、反復(リハーサル)する必要があります。

 本を読んだ、授業を受けたというのであれば、できればその日中の寝る前までに、復習すると忘れにくくなるのではないかと思います。

 記憶に関して言えば、他に、ツァイガルニク効果というものがありまして、

これは、記憶が未完了のもののほうが、保持されやすいという現象のことをいいます。

 片思いの失恋のほうが、成就した恋愛よりよく覚えているというのもこの効果によるものだと思われます。

 未完の目標に向かって走っているときは、緊張状態が続くわけですが(ですので、記憶も保持されやすい)、

目標を達成してしまうとその緊張状態は一気に解消されます(なので、例えば一夜漬けの試験勉強中に覚えたことは、試験終了後、急速に忘れていきます・・。)。

 この理論を記憶面に応用したものが、ツァイガルニク効果です。

 ツァイガルニク効果を応用した記憶法としては、

基本書等を読むときに、例えば、ある章を全て完全に読まないで、

その章の終わりまであと数ページというところで止めて、残りはまた後日読むという方法があります。

 たしかに、その章を終わりまで完全に読んだ方が、区切りがつきますので(つまり目標を達成してしまうことになる。)、

気分的にはいいわけですが、ですがそうなると、安心してしまって、緊張状態が続かず忘れやすくなります。

 ですので、区切りのページより少し前のところで止めて、その章を未完読のままにしておいたほうが、

記憶法という観点から見ればよいわけです。

 また、集中学習するよりも、分散学習、つまり、少しずつ分けて勉強したほうが、記憶の面から考えて、効果的だとされています。

 休みの日に、つめて何時間もやるより、

例えば、寝る数時間前の20分ぐらいの勉強を毎日するほうが記憶面からするとよいわけですね。

 また、同じ理論に基づき、休日にまとめて勉強する場合でも、何時間もぶっとおしでやるよりも、

間に休憩を挟みながらやるほうが効果があります。

 さらに、処理水準という記憶に関する理論があるのですが、これは、記銘時にちゃんと理解をして覚えたものは、忘れにくくなるのですが、

意味を理解しないまま、ただ流し読み的に本などを読んで覚えたものについては、記憶が悪くなるというものです。

 基本書等を、「通読でもいいので、とりあえずは全部読まなければ・・。」とばかりに、意味の理解をしないまま、機械的にページ数をこなしても、あまり頭に残らないということです。

 毎回少しずつでいいので、意味をしっかりと理解しながら、読み進めていくということが、

結果的には、確固たる記憶の保持につながる能率的な勉強法になるわけです。

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試験勉強に役立つ記憶の心理学

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大浦天主堂 第81回「センバツ高校野球」の決勝戦花巻東(岩手)VS清峰(長崎)は、WBC決勝戦にもひけをとらないぐらい、素晴らしい試合でした。

 長崎県勢として、春夏通じて甲子園初優勝を飾った、清峰(長崎)ナインと、応援されていた長崎の方をはじめとする方々、おめでとうございます。

 実は、3月21日から23日まで長崎に滞在していて、地元の方々が清峰を熱心に応援していたのが印象的でした。

 清峰高校の快挙に、長崎の皆様はお喜びのことと思います。

 長崎は、とても素敵なところでした。

 山と海に囲まれた景観が素晴らしく、異国情緒溢れる神秘的な雰囲気が漂う空間に、日頃の疲れも癒されました。

 長崎市内を、お疲れのところにもかかわらず、楽しくご案内頂いた先生に大感謝です。。<(_ _)>

 一生の想い出に残る時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

 上記の写真(筆者撮影)は、大浦天主堂です。

 1597年に、殉教した日本26聖人たちに捧げられた教会だといわれており、正式名称を「日本二十六聖殉教者天主堂」というそうです。

 フランス人神父の設計による、日本最古の現存するゴシック風キリスト教会建築で、国宝に指定されています。

 ステンド・グラスから注がれる陽の光に照らされる礼拝堂内は、荘厳さに溢れ、聖なる時を感じられる空間でした。

 大浦天主堂のすぐ傍にある、グラバー園の最上部にあるドックハウスから眺める長崎市内の展望もすばらしかったです。

 ところで、このドックハウスの庭には大きな池があり、巨大な鯉がたくさん泳いでおりました。

 ちょっと太りすぎのメタボチックな鯉だったのですが、ダイエットしなくて大丈夫なのでしょうか?(^^;

 そもそも、明治29年に建てられたとはいえ、今もモダンさを失わないこの洋風建築に、和風のしかも、メタボな鯉は、不釣合いのような感じもしないでもないのですが、穏やかな微笑みを誘うそれもまた楽しい光景でした。

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 今回の長崎での講演旅行は、あまりにも楽しかったので、忘れることのできない想い出になりそうです。
 
  心理学的には、このような長期に渡って保持される記憶を、「長期記憶」といいます。
 
 外界から人間が得られる情報は、最初に感覚記憶庫という心理領域に入ります。しかし、ここに入る情報は、0.25秒から数秒しか保持されないといわれています。
 
 この短い時間に、注意が向けられた情報のみが、短期記憶庫という心理領域にしまいこまれます。
 
 短期記憶庫に入った情報も、数秒から数分のうちに失われます。
 
 では、どうすれば、短期記憶庫に入った情報を長期間保持することができるのでしょうか?
 
 心理学的には、反復(リハーサル)するしかないといわれています。
 
 この反復には、機械的リハーサルと精緻化リハーサルの2つがあるとされています。
 
 機械的リハーサルは、例えば年号と事件をひたすら暗唱するようなもので、意味づけも何もせずに行う単純暗記のようなものでしょうか。
 
 精緻化リハーサルは、例えば「いい国(1192年)作ろう、鎌倉幕府」というような感じで、単純な年号であっても、なにがしらかの意味づけやイメージ化をして覚えるようなやり方です。
 
 機械的リハーサルの場合、記憶が完全になっていないときに、他に神経の注意が向くと忘れてしまいます。
 
 しかし、精緻化リハーサルの場合は、意味づけやイメージ化されていますので、記憶の強度が強く、多少何かに気を取られたとしても、意味あるいはイメージを辿れば思い出すことができます。
 
 よって、試験勉強においても、単純暗記のような機械的リハーサルではなく、精緻化リハーサルをすることを心がけるとよいと思います。
 
 短期記憶庫にある間に、十二分に、機械的リハーサルあるいは精緻化リハーサルされた記憶は、
 
中期記憶庫、
 
(脳内の海馬というところにあるそうです。但し、ここに入った記憶は、さらに反復等がされなければ、大半が9時間程度で消滅するといわれています。またここに止まる記憶は、長くても1ヶ月程度で消滅するようです。)
 
長期記憶庫
 
(脳科学的には、脳内の側頭葉というところにあるようです。)
 
という心理領域に入り、情報が中期記憶庫から、長期記憶庫に入れば、もう忘れることはなくなります。
 
 反復することにより、その情報を脳が「重要なものである。」と認識し、短期ないし中期記憶庫から、長期記憶庫に転送するそうです。
 
 また、その作業は、就寝中に夢を通じて行われるという説もあり、記憶を定着させるためには、反復すると同時によく寝るということも重要になってくるのかもしれません。
 
 このように長期記憶庫に入り、忘れることがなくなり、いつでもその記憶を意識領域に出すことができる記憶を長期記憶といいます。
 
 長期記憶は、手続的記憶(身体で覚えたようなもの。運転技術・スポーツや武道の技・キーボードのブラインドタッチ・図面作成技術・簿記上の仕訳・財務諸表作成技術等)と宣言的記憶に分かれます。
 
 宣言的記憶とは、言語にして表せるような記憶で、私の長崎での想い出などは、今回のように文章化することができますので、宣言的記憶の範疇に入ります。
 
 この宣言的記憶もさらに、意味記憶とエピソード記憶に分かれます。
 
 意味記憶とは、時系列をもたない記憶(時間・場所の情報を伴わない記憶)で、例えば、法律知識・経済知識・会計知識・建築知識等のいわゆる知識と呼ばれるものです。
 
 対して、エピソード記憶とは、逆に時系列つまり、時間・場所の情報を伴う記憶で、今回の記事のような、先月にお伺いいたしました(時間情報)、長崎での(場所情報)記憶は、もちろん、エピソード記憶になります。
 
 鮮やかな時間情報・場所情報を伴う、エピソード記憶のほうが、短期的に記憶され、さらに鮮明に意識化されやすいのではないかと思います。
 
 なので、通常の情報であっても、精緻化リハーサルする際に、エピソード記憶的に反復するとよいのではないかと思います。
 
 例えば、歴史の年号であるならば、ある年号を単独で覚えようとするのではなく、年表を見ながら時系列的に把握し、なるべく一編に覚えるよう仕向ければ記憶が定かなものになると思います。
 
 民法であるならば、機械的リハーサル的あるいは意味記憶的に単なる知識として文章を読むのではなく、
 
なるべく、場所と時間を意識する、例えば不法行為であるならば、
 
実際の事件の具体的な事案を思い浮かべながら、
 
時間(例えば、自動車同士がぶつかった瞬間から、示談交渉、裁判、判決、強制執行の流れを意識しながら。)、
 
場所(例えば、事故現場、示談を行ったホテルのロビー、裁判所、執行官が強制執行をしている場面等を意識しながら)
 
をイメージしつつ覚えるという作業をすると、記憶が確固たるものになるものと思います。
 
 このような記憶法を採るために、最適の教材は、やはり判例だと思います。
 
 判例には、事件概要が時系列的に示されていますので、情報の精緻化リハーサル化、エピソード記憶化を進めるうえで絶好の教材になります。
 
 もちろん、昨今の行政書士試験は、判例中心的な内容となっていますから、直接的な判例問題対策にもなります。
 
 市販テキストに、載っているような条文中心の内容の学習は、初期段階において、早めにすまし、あとは判例を中心に、精緻化リハーサル的・エピソード記憶的に学習するのが戦略的に見てよいのではないかと思われます。
 

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改めて自己決定権とパターナリズムについて

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平和資料館 左の写真は、昨年仕事で、広島に行ったときに、撮った広島平和記念資料館(丹下健三設計)です。

 ちなみに、この時の仕事は、この建物と棟続きになっている広島国際会議所での講演の仕事でした。

 ところで、この広島平和記念資料館、昨日の記事にある国立西洋美術館に似ていないでしょうか?

 それもそのはず、広島平和記念資料館の設計者・丹下健三は、ル・コルビュジエに憧れて、建築家になった人で、コルビュジエから多大なる影響を受けているため、似ているところがあるわけです。

 広島平和記念資料館や国立西洋美術館の建築構造は、鉄筋コンクリート造の躯体の前面ガラス張りなのですが、

鉄・コンクリート・ガラスは世界中でどこでも手に入れることができ、土地土地の環境に左右されず作れる構造です。

 例えば、木造建築の場合、木が豊富にある地域でないと作れませんし、レンガ造りは、地震が少ない地域でないと作れません。

 ですが、鉄やコンクリート(セメント(石灰石等)、砂、砂利等の混合物)、ガラスはどこにでもあり、また鉄筋コンクリート構造は、頑丈に作れますから、ゆえに世界のどこででも作れる構造ということになります。

 さらに、装飾性を一切排除し、直線を中心にデザインされているわけですが、そのおかげで、各地域の文化的な呪縛から解き放たれて普遍性があるデザインになっています。

 例えば、特定宗教の宗教的デザインですと、他の宗教を信じる地域では受け入れらないわけですが、

直線を中心とするデザインなら宗教性も文化性も排除され、どの地域でも受け入れられる可能性があります。

 つまり、広島平和記念資料館のデザインや構造は、「個人や地域等の特殊性をこえた世界共通様式」(このような様式をインターナショナルスタイルといいます。)になっています。

 また、床底に空間を設けたピロティ構造になっているのですが、ピロティには、「土地に縛られない」という意味合いがあるといわれています。

 恒久平和を理想と掲げた場合、行き着く先は、精神的なインターナショナルスタイルであり、

これを形にするため、広島平和資料館の意匠に、インターナショナルスタイルが採用された(但し、隠れたところに、法隆寺等の伽藍、伊勢神宮等の日本古来の建築物の影響も見られますが。)のではないかと思います。

 言い換えると、広島平和資料館の意匠(及びその周辺施設全体(広島ピースセンター))の構成は、

「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」

「われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。」

と謳う、日本国憲法前文の内容を象徴化したものであるといっても、過言ではないように思えます。

 ということで、この建物は、日本国憲法との繋がりも感じさせるものとなっています。

 日本の戦後建築は、広島平和資料館から始まったといってもよく、また丹下健三は、この作品により、世界に名を轟かせることになり、安藤忠雄をはじめとする世界的建築家に大きな影響を与えました。

 ところで、昨日の記事の内容も憲法とりわけ、平成20年度試験第4問と関係があるのではないかとお気づきの方もおられるやもしれません。

 そうお思いならば、そのとおりで、「困っている人を助けたい。」つまり、「私は強い、あなたは弱い、なので私があなたを助けてあげる。」という考え方は、

えてして、他人の自己決定権を侵食し、パターナリズムにつながりやすいものだと思います。

(自己決定権とパターナーリズムについては以下をご参照ください。)

http://blog.livedoor.jp/houtekisikou2007/archives/2007-09.html#20070916

「私は強い、あなたは弱い、なので私があなたを助けてあげる。弱いあなたを、強い私が見てみぬふりすると、あなたの未来が心配になる。なので、強い私が、あなたの未来のためにあなたを助けてあげる。」

という余計なお世話(パターナリズ:paternalism:権威主義:父権主義:温情主義:後見主義)に発展する可能性があるということです。

これは、

「その人間がどういう将来を選びたいと考えるかよりも、その人間がどういう将来性を有しているかという観点を優先する。」(平成20年度行政書士試験第3問選択肢4より引用)という態度であり、

個人の尊重という態度とは裏腹な態度になるわけです。

 また、「お前は弱いんだから、俺に、私に任せておけ。」という態度で依頼者に接すると、ついつい、依頼者に対して、十分な説明をすることなく、業務を進めてしまいがちになり、

インフォームド・コンセント (informed consent:専門家から依頼者に正しい情報が伝達された上での同意)が不十分となって、専門家責任(説明責任)が疎かとなり、

説明義務違反に問われるおそれも生じます。

 パターナリスティックな態度は、ときに、専門家自らの身にリスクを生じさせるおそれさえもあるということです。

 専門家と依頼者との間に上下関係なんてないわけですから、対等関係であることを常々意識して、業務に取り組む必要があります。

 ということで、一見、業務には何の関係もなさそうな、憲法ですが、こうしてみると、やはり憲法的思想も実務の基礎につながるところがあるといえます。

 こういう生活に密着した視点から憲法を眺めてみると、楽しみながら勉強できるのではないかと思います。

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合格発表を受けて

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西洋   先日は、東京上野にある国立西洋美術館に行ってきました。

 左の写真(筆者撮影)がその建物です。

 この建物、近代建築三大巨匠の一人であるル・コルビュジエ(Le Corbusier)の設計によるものです。

 

  ル・コルビュジエ設計建築物ということで、現在、この国立西洋美術館も、フランス政府が、他のコルビュジエの設計建築物と併せて、世界遺産登録申請をしている最中とか・・。

 そういうことで、ついつい、建物好きなマンション管理士で、かつ管理業務主任者(未登録)ライセンサーでもある筆者は、展示品よりも、建物自体に興味をそそられ、とりわけコンクリート建造物には見入ってしまうというところがあります。

 ところで、先日行政書士試験の合格発表がありました。

 以下のような結果となったようです。

 申込者数 79,590人

 受験者数 63,907人

 合格者数 4,133人

 合格率  6.47%

 合格率は低いのですが、合格者数は相変わらず多いですね・・。

 新司法試験合格者数を3,000人するとかしないとかで大揉めしているようですが、

行政書士試験の場合、新司法試験よりも合格率は、大幅に低いのですが、

合格者数3,000人をはるかにオーバーしておりますので、まだまだ門戸は閉ざされていないと考えてよいものだと思います。

 合格率だけを見ると、厳しい試験のように見えますが、合格者数を見ると「おお、こんなに合格しているのか!」と自信が湧いてくると思います。

 わざわざ自信をなくす結果数値(行政書士試験の場合は合格率)を意識する必要はありませんので、

逆に、自信が持てる結果数値の方(行政書士試験の場合は合格者数)を意識して、心理をコントロールするということも、受験を成功させる技術のひとつだと思います。

 さて、ともあれ、合格された方はおめでとうございます。

 しかし、残念ながら、試験合格しただけでは、何らの実務的な実践力が身についたことにはなりません。

 行政書士としてやっていけるだけの最低限の素養があるということが認められたに過ぎず、

実際の仕事をしたいという場合は、これからまた、受験時よりもさらにハードな勉強や営業活動、そして実際の実務技法の習得が必要となります。

 日本社会は、何かにつけ、試験合格したことだけをもって、過大な評価し、それだけを有り難がるという風潮があるような感じがします。

 有名な学校や会社の入学試験・入社試験に合格しただけ、あるいは、難関資格の試験に合格して単に資格を持っているだけのことを有り難がるという風潮です。

 「あ〜ら、おたくのお子さん、あの会社に入ったんですね〜。お兄さんはお医者様の試験に合格したのですか?すごいですね・・。」みたいな感じで・・。

 最近は、行政書士資格の知名度が上がり、また行政書士資格試験の本当の難易度が知られるにつれて、

行政書士資格を、持っているだけで、「すごいですね〜。」などといわれることもないことはないです。

 ですが、どんな資格等であっても、そんなもの持っているだけですごいわけがないのです。

 現に、実務について、ミスをすると、

最初は「先生、先生!」と持ち上げてくれていた依頼者が、烈火のごとく怒り(まあ、当たり前ですが)、

「お前、なんていうことしてくれたんだ!どう責任取ってくれるんだ!」という感じで、

先生から「お前呼ばわり」に変わります。

 資格があって、最初は、すごいねと言ってもらえたとしても、ちゃんとした仕事をしなければ、どんな資格があろうとも「お前呼ばわり」だということです。

 逆に、ちゃんとした仕事をしていれば、若い行政書士で、最初は、「おい、兄ちゃん、姉ちゃん。」のような呼ばれ方をしていても、

最後には、「先生、有難うございました。」といってもらえることもあります。

(行政書士等の士業者と依頼者との関係は、師と弟子ではないので、士業者が先生と呼ばれることがいいことのか、悪いことなのか、それともどっちでもいいことなのかはよくわかりませんが・・。)

 このように、表向きではない真の人間の評価とは、「いかなる仕事を実際にしたか。あるいはしようとしているのか。」、もっといえば、「どう生きているか?」ではないでしょうか。

 ある試験に合格したというだけでは、本人が頑張ったという証にはなりますが、

別に、何もまだ他人に役立つようなことをしたわけではないわけですから、評価しようにも評価のしようがないはずです。

 本来評価すべきところ(実際にどういう仕事をしたか。どう生きてきたか。等)

をほとんどしないで、ただ、ある試験に合格したということだけを評価するという風潮は、本筋を見極めていない、好ましくない風潮ではないかと思います。

 まあ、他人が試験合格をしたことをもって評価してくれる分については、あり難くその気持ちを頂くとよいと思いますが、

問題はそれにより試験合格した本人もなんかすごいことをしたと勘違いする場合だと思います。

 早晩、その勘違いは崩れることになりますので、ならばそのような勘違いは最初からしない方がよいのではないかと思います。

 試験合格は、スタート地点に過ぎず、その人が、表向き・形式的ではない、真にどのような評価をこれから受けるかは、その後の仕事振りにかかってきます。

 ゆえに、行政書士登録等をお考えの方は、驕らず、謙虚に、これからどうあるべきかをゆっくりと考えて頂き、多くの人の役に立つ仕事ができるような行政書士になって頂きたく存じます。

 また、行政書士業はサービス業でもありますので、人付き合いの良さというものも、成功するために必要な要件となります。

 よく、「困っている人を助けたいから行政書士になりたい。」という方がおられますが、

これなどは、「私は強い、あなたは弱い、なので私があなたを助けてあげる。」という、

上から目線を感じさせるものであり、少なくとも対等関係を志向するものではなく、依頼者にとって失礼にあたるものです。

 また、そういう雰囲気を、依頼者は即座に読み取りますので、そんな感じが表に出た場合、信頼関係を崩すことにもなりかねません。

 そもそも、行政書士の依頼者の多くは、海千山千、一騎当千の中小企業経営者であり、

弱いどころか、若い新人行政書士など足元にも及ばぬぐらいの強者である場合が多く、

依頼者から学ぶことはあっても、偉そうに行政書士等の士業者が、人生的教示するようなことは何もないといってもよいことでしょう。

このような依頼者は単に、少し知識的な面を、行政書士等の士業者にサポートして欲しいと思っているだけで、困っているから助けて欲しいなどとは毛頭思っていません。

そんな方々に対して、「私があなたを助けてあげる。」つまり、「私は強い、あなたは弱い。」などという感情を内に秘めて接すると、痛い目に合うことは必然です。

 たしかに、離婚協議書・遺産分割協議書等を作って欲しいということで、来られる依頼者の中には、心理的に弱っている人もおられることでしょう。

 しかし、人間には、成長したいという欲求が誰にでもあって、またそれを成し遂げるだけの潜在能力を秘めています。

 本当に困っている人でも、自力でその問題を克服できる力があるわけです。

 そもそも、ある人にとってのある問題は、その当人に対する宿題みたいなもので、本来自力で克服すべきものです。

 それを他人が全てやってしまうということは、人の宿題を取り上げる、つまり、人の人生を取り上げるということにも等しく、

本人の欲求充足感を阻害し、その本人の成長にとってもよい影響を与えないということになります。

 行政書士に限らずあらゆる職種は、他人が「自力で問題を克服している。」過程のお手伝いを単にしているに過ぎず、

「オレが、私が、困っているお前をなんとかしてやる。まかしておけ。」という態度は、失礼にもあたるということにもなるわけです。

 こういう点も併せて先に「驕らずに」と表現しているわけですが、

このような意識を忘れると、まさに「驕れる人も久しからず。」ということになってしまいます。

 だいたい、行政書士であろうが、なんであろうが、サービス業で、顧客と対等関係ではない、上から目線などありえない所業であり、

そういう気持ちがある方は、意識修正を行って、サービス業のあるべき姿や、

マーケティング感覚を身につけなければ、開業しても路頭に迷うことになります。

 実際、行政書士に限らず、士業と呼ばれている職業者で、開業に失敗し、路頭に迷い、散々な目に合っている人が相当数おりますので、

「受かればバラ色!」みたいな話ではなく、あえて厳しい現実の姿をはなむけの言葉とさせて頂きました。

 これからも努力をお続け頂き、依頼者や周囲の方々から、愛される行政書士になっていただければと思います。

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 さて、残念ながら今回不合格となってしまった方々やこれから2009年度試験の勉強を始めようと思っておられる方々。

 これからまた、1年間一緒に勉強していければ嬉しく存じます。

 行政書士試験は5回、6回、7回と連続受験されている方はザラにいる試験となりましたので、なかなか合格できないとしてもたいしたことはありません。

 実力が伴えば、自然に合格できるものでもあるので、あせらずゆっくりと、実力を身につけて行って頂ければと思います。

 目標に向けて、一所懸命に勉強をしている時間は幸せな時間でもあります。

 人はついつい、時間があると、考えなくていい余計なマイナス思考(これから不況になる。どうすればいいのか?・子供の将来が心配だ。同僚に気に喰わないヤツがいる。ムカつく。等)をしてしまいがちなのですが、

集中して勉強しているときは、そんなマイナス思考もどこかに吹き飛びます。

そんなしょうもないことに気をとられていては、勉強できませんから、集中して勉強ができているということは、くだらないマイナス思考はしていないということになるからです。

また、人は目標があれば、輝くことができますので、目標を持って資格試験受験等の勉強をしていると、

心のうちから輝き、また心と身体はつながっていますので、外見も輝いてくるということになります。

そういうひとときを人生の中で持てるということは幸福以外の何ものでもないものと思います。

喜びを持ってこれからも、受験勉強をお続け頂ければ嬉しく思います。

PS:合格された方も、残念ながらダメだった方も、これから合格を目指す方も、GReeeeNの歩みを聴くと元気がでますよ〜。

 http://www.u-can.co.jp/movie/index.html?il=[movie]new_ichiran(U-CAN HP ショートムービー:犬とインテリアコーディネーター編がお勧めです)

 U-CANの宣伝をするつもりはサラサラないのですが(筆者は、U-CANと何の関係ありませんし・・。)、

「歩み」が聴けますので(犬とインテリアコーディネーター編ショートムービーの後半で全編聞けます。)リンクを張りました。

 みなさん、これからも、勉強にお仕事に頑張ってくださいね・・。

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 赤レンガ庁舎              

 先週は、北海道の札幌に滞在していました。そのときに撮ったのが左の「赤レンガ庁舎(旧北海道庁舎)」です。

  竣工1888年(明治21年)の地上2階地下1階のレンガ組積造です。

 ネオバロックのファザード(正面)姿が美しいです。

 明治期に、日本に西洋近代法を教え込んだのはボアソナードですが、西洋建築を教え込んだのは、イギリス人コンドルでした。

 コンドルは建築の本質を美と考えておりましたので、当初の日本近代建築は、芸術志向でした。

 ところが、関東大震災をきっかけに、芸術志向から耐震技術志向へという転換があって、

 レンガ組積造の美しい建築様式はすたり、大正期からは、大規模建築については、

鉄骨・RC(鉄筋コンクリート)構造の実用性・機能性重視の建築が主流となりました。

 以後、日本建築は基本的には、実用性重視の方向性にあり、芸術性が一歩後退したところにあるものと思われます。

 ただ、RC構造は、ドロドロのコンクリートを鋳型である型枠に流し込む工法ですから、よくよく考えると、木造等に比べるとデザインの自由性が利きますので、

芸術性を発揮できないこともなく、安藤忠雄に代表される戦後世代RC構造中心建築家の中には、芸術性を優先させる方もおられますが、

ゼネコン中心の日本建築界は、そうはいっても、技術分野に比べて芸術分野は弱いというのが実情です。

 明治期の建築物は芸術性が前面に押し出された芸術品としても楽しめる日本においては数少ない建築物といえると思います。

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 赤レンガ庁舎の構造である、レンガ組積造は、文字通りレンガをコツコツと丁寧に積み重ねて造る構造です。
 
 レンガ組積造の建築物は、作り始めの頃は、何ができるのか見た目ではさっぱりわからないものだと思います。
 
 1階部分が出来上がる頃にようやく「ああ、建物なんだ!」ということがわかってくるものと思われます。
 
 そうやって、コツコツと積み上げたものが、屋根ができて、完成すると、芸術品ともいえるような美しい姿になるということです。
 
 もちろん、急いて作って、とりわけ基礎等の下方部分を適当に作ると壊れやすい建築物となってしまいます(これは、何もレンガ組積造の建築物だけに限りませんが)。
 
 建築物はかように、基礎をはじめとする下方部分を丁寧に作る必要があるわけですが、受験勉強も同じではないかと思います。
 
 基礎を丁寧に作り上げた方は、強い受験生になれるということです。
 
 例えば、民法ですと、その全体を貫く、基礎中の基礎たる理論である、
 
表見法理(権利外観法理)をあやふやな知識としてではなく、論理をしっかりと掴んで理解している受験生は強いと思います。
 
 (表見法理については以下の当ブログ発行のメルマガバックナンバーをご参考ください。)
 
 
 表見法理は、誤解を恐れずおおざっぱにいうと、「他人が見たら勘違いしそうな シチュエーション(状況)をあえて作った人は、実際にそれを見て勘違いした人に対して責任を負う。」というだけのことなのですが、これに枝葉がつき、実に多くのバリエーションがあります。
 
 「表見代理」(民法109条、110条、112条)・「表見代表取締役」(会社法354条)・「表見支配人」(商法24条)・「名板貸責任」(商法14条)等が、そのバリエーションです。
 
 表見法理の基礎がしっかりしていれば、これらは単なるバリエーションですから、理解することも憶えることもさほど苦にはならないはずなのですが、
 
 基礎がしっかりしていなければ、それぞれ別の項目に見えてしまい、
 
論理を理解するのではなくて、知識として丸暗記しなければならないという事態に陥り、もろく崩れやすい知識となってしまいます。
 
 このように、建物と同様、受験勉強も、基礎部分が最も重要であり、
 
その基礎の上にひとつひとつの論理を丁寧に積み上げていくという作業を繰り返さなければ完成には至らないということになります。
 
 もう、この時期ですから、当然、基礎からもう一度全て最初からやり直すというわけにはいかないわけですが、
 
 基礎部分を一度点検してみるという作業は決して無駄にはならないのではないかと思います。
 
 憲法ですと、前文・人権総論・包括的基本権(幸福追求権)・平等権・平等原則あたりを、その論理がしっかりと理解できているかを点検する、
 
 行政法ですと、行政法総論、すなわち、行政法の一般的な法理論、
 
この部分が、行政手続法・不服審査法・事件訴訟法の基礎中の基礎になっていますので、
 
その論理がしっかりと理解できているかを点検する、
 
そういう作業を行うということです。
 
 受験生の皆様は、この時期、建物でいうと、あと屋根を葺くだけで、完成という段階にきていると思います。
 
 ただ、基礎があやふやなまま、この建物に住み始めると、何かあれば倒壊のおそれが生じることになります。
 
 時期的にも丁度良いときだと思いますので、今一度基礎部分の点検をするという勉強もよいのではないでしょうか。
 
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民法問題(瑕疵担保責任)

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 さて、メルマガ42号では、民法(学説推論問題:瑕疵担保責任)をとりあげました。

 メルマガ42号を読み終わった方は、合わせて以下の問題を解いてみると、知識の定着を図れるものと思います。

 (民法例題)

(平成15年国家公務員1種試験民法科目より以下引用)

 売買における瑕疵担保責任の法的理解としては、次の2説が考えられる。

(1説)瑕疵担保責任とは、特定物売買における目的物の瑕疵が売主の債務不履行責任を生じせしめないことを前提に、当事者間の公平を図るため、法律が特定物売買の売主に対してのみ特別に負わせることにした責任である。

(2説)瑕疵担保責任とは、特定物売買・不特定物売買を問わず、目的物に「隠れたる瑕疵」があった場合に適用される一種の債務不履行責任である。


 これらの説について説明した次のア〜オの記述のうち、妥当なもののみをすべて挙げているのはどれか。


ア.1説に対しては、特定物売買における目的物の品質に対する買主の期待を軽視しており、現代の取引に適合的ではないとの批判が可能である。

イ.1説によれば、当事者間の公平を図るため、瑕疵担保責任に基づいて、解除や損害賠償請求だけでなく、瑕疵修補請求や代物請求を行うことも当然認められる。

ウ.1説によれば、目的物に「隠れたる瑕疵」が存在した場合の解除権や損害賠償請求権の行使の期間は、特定物売買と不特定物売買とで異なることになる。

エ.1説によれば、瑕疵担保責任に基づく解除権や損害賠償請求権の行使は、債権の消滅時効の一般原則である10年の期間制限のみに服することになる。

オ.瑕疵担保責任に基づく損害賠償の範囲は、一般的に2説の方が1説よりも限定されることになる。

1.ア・イ
2.ア・ウ
3.イ・エ
4.ア・ウ・オ
5.イ・エ・オ

(引用終わり)

(例題終わり)

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正解は以下です。

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正解:2

ア.妥当である


 1説(法定責任説)に対しては、特定物売買における目的物の品質に対する買主の期待を軽視しており、現代の取引に適合的ではないとの批判が可能です。


イ.妥当でない


 1説(法定責任説)では、特定物の買主は、特定の物の個性に着目し、目的物を選択するので、

売買目的物は、買主が選んだ物に特定され、この場合、売主の債務は、当該特定物を引き渡すことだけとなり、

これにより履行が完了したことになると考えます。

 ゆえに、本来の履行というものが観念できないため、瑕疵修補請求や代物請求は認められないとされています。


ウ.妥当である


 1説(法定責任説)は瑕疵担保責任を、特定物の売主に、特別に無過失責任である担保責任を課したものであると考え、

そして不特定物の瑕疵については債務不履行責任規定で対応すると考えます。

 なので、目的物に「隠れたる瑕疵」が存在した場合の解除権や損害賠償請求権の行使の期間は、

特定物売買(民法566条3項及び民法570条:1年)と不特定物売買(民法167条1項:10年)とで異なることになります。

エ.妥当でない


 ウ.の解説のとおり、1説(法定責任説)によれば、瑕疵担保責任に基づく解除権や損害賠償請求権の行使は、1年の期間制限に服することになります。

オ.妥当でない


 1説(法定責任説)によれば、特定物売買の売主の債務は、特定物を引き渡すことだけであり、当該特定物を引き渡せば履行が完了したことになります。

 なので、本来の履行というものがそもそも観念できないため、損害賠償できうるのは信頼利益(契約書作成費等の契約が有効だと信頼したことにより生じた損害。)の範囲内であるとされます。


 対して、2説(契約責任説)においては、通常の債務不履行と同様、履行利益(転売利益等の瑕疵のない売買目的物の引渡しを買主が受けていれば得られたであろう利益。)をも請求しうるとされています。

 ゆえに、一般的に1説(法定責任説)の方が、2説(契約責任説)よりも損害賠償の範囲が限定されることとなります。

より詳しい解説は以下の当メルマガバックナンバーでご確認のほど宜しくお願いします。

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限界という壁を作らない

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塔の家(ファザード) わずか7畳の敷地に、一家三人が楽しく快適に暮らせるスタイリッシュで大きな家を建てられるか?と問いかけられたら皆さんはどう答えるでしょうか?

 常識という壁に思考が囲まれているのならば、

「そんなの無理だ。」という答えになるかもしれません。

 しかし、革新者は、常識や限界という壁の向こうを常に見て、その壁を越えることに楽しみを見出し、「限界などないんだ。」とばかりに、実際に壁を突破していきます。

 上記画像(筆者が先日撮影したものです。)は、東京青山にある建築家東孝光さん設計の「塔の家」(東孝光氏自邸)のファザードです。

 1966年に竣工され、今も設計者家族が実際に住まわれているれっきとした住宅です。

 大阪のキング・オブ・名作狭小住宅が「住吉の長屋」なら、「塔の家」は、東京のキング・オブ・名作狭小住宅といってよいことでしょう。

 住吉の長屋の敷地面積57屬紡个靴董塔の家の敷地面積は、それよりも少ないわずか約20屐

 建ぺい率60%という法令上の制限のもと、実際の建築面積は約12屐△弔泙蝓¬7畳。

 常識的な思考の壁が越えられないならば、そのような敷地に、家族3人が快適に暮らせる大きな家など作れようはずがないという結論しか出てこないものと思います。

 しかし、塔の家の設計者である東孝光さんは違いました。

 今から約40年も前に、この狭小敷地を巧みに利用し、コンクリート打ちっぱなしの堂々としたフォルムの延床面積約65屐地上5階、地下1階の大きな家を作り上げたわけです。

 「約7畳の敷地しかないわけだから、大きな家など建てられるはずがない。」と、

自ら限界の壁を設けていると、そこから一歩も進まず、実際に家など建てられるわけなどないことでしょう。

 限界の壁を突破する人達は、上記の「約7畳しかない。」という言葉を「約7畳もある。」という言葉に置き換え、

大きな家をどうにかして建てられないか、どうにかすれば建てられるはずだという思考転換を行うわけです。

 そして、現実に限界を超えていきます。

 決して、自ら限界の壁を作り、その壁に囲まれた思考の枠内に留まろうとはしません。

 それどころか、その枠を取り払うことに喜びさえをも感じるわけです。

 試験においても、ビジネスにおいても、成功者は多かれ少なかれ、このようなポジティブ思考を行っているはずです。

 「今週は、仕事が忙しくて3時間しか勉強時間が取れない。これでは多くのことができない。」などとは考えないということです。

 限界の壁を突破するポジティブ思考者は、「今週は仕事が忙しいが、3時間も勉強時間が取れる。たくさんのことができる。」と考えるわけです。

 前者のようなネガティブ思考者は、やる前からすでに多くのことはできないと諦めが入っており、

それを前提として行動しますので、実際に多くのことはできません。

 後者のような考え方をすると、多くのことができるという前提のもとに行動しますので、集中して実際に多くのことをすることができます。

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 実際に3時間もあれば色々なことができます。

 大人の英語初学者は、3時間もあれば、中学英語レベルの文法の仕組みをきっちりとマスターすることができることでしょう。

 集中してやれば、高校レベルの文法さえもこの時間内にマスターすることもできるかもしれません。

 もちろん、英語を実践で使うためには、長期間に渡っての会話練習や書く練習をする必要がありますが、

基礎的な文法の仕組みぐらいはマスターするのに3時間もあれば十分ではないかと思います。

 それぐらいに簡単であるからこそ、英語というものは世界中に広まって行ったのではないかと思います。

 3〜10数年かけてもマスターするのに苦労するようなものなら、いくらなんでも世界中で国際語として使われるはずがありません。

 「わずか、3時間で中学レベルの英文法がマスターできるはずがない。ましてや、高校レベルの英文法までマスターできるなんていうのは、絶対ウソだ。」と思ったならば、

まさに常識の壁の枠に囚われているのではないかと思います。

 何年もかけて勉強させられていながら、英語圏の方に英語で道を聞かれても、答えられない人が多いということが、

「英語とは難しいもの。」という固定概念を生み、そしてそれが、常識の壁となっているのではないかと思います。

(何年かけて教えても、教わったほうは道案内もできないということは、教えるほうがヘタだといわざるをえないものだと思います。)

 3時間もあれば、実際に会話できる、あるいは文章がスラスラ書ける(これはさすがに、反復練習を長期間にわたってしなければ、身につきません・・。)までにはならなくても、

常識では3〜6年かかると考えられている英文法の基礎的仕組みをマスターすることは十分に可能です。

 実際にそう考えて、電車等での移動時間等を利用して、次々と様々な言語の文法等をマスターしていっている人もいます。

( どのような言語であっても、文法自体はそんなに難しくありません。

 3時間程度で基本をマスターできそうなものばかりです。

 ただ、その文法を用いて自由自在に話したり、書いたりするためには、

多くの単語を覚え、発音を覚え、スムーズに口からついてでるようにしなければならないため、時間をかけてこれらのトレーニングをしなければならないだけです。

 最初に文法を理解することができれば、会話や文章作成も身につきやすくなり、あとは会話練習や文章作成練習を毎日コツコツ繰り返してやれば、使える語学になるはずです。

 学校教育の場においても、文法を何年もかけて分けて教えるのではなく、最初に一気に文法を全て教え切り、残りの期間は、

会話練習や文章作成練習に専念させるという指導方法のほうがよいような気がするのですが。。)

 いずれにしても、3時間あればこれぐらいのことができるわけですから、法律の勉強も相当なことができるはずです。

 「3時間もある。非常にたくさんのことができる。」と思考し、現実に集中してたくさんのことをすることは可能です。

 そして、物事をポジティブに捉える方は、実際にこのように思考し、行動します。

 だからこそ、軽々と様々な難関を突破し、成功するということになります。

 「3時間しかない。」というネガティブ・イメージを持つクセがある方は、それを「3時間もある。」というようなポジティブ・イメージに転換できるようクセづける必要があるかもしれません。

 何につけ、すぐに、「だめかもしれない。」「できるはずがない。」というような思考をするクセがあるのであれば、

意識的に「大丈夫だ。」「できるはずだ。」と思えるようトレーニングをするとよいのではないかと思います。

 常識の壁に囚われ自ら限界を設けていると、一筋縄ではいかないことを成し遂げることができません。

 合格率が10%を切り、普通の人はほとんどみんな落ちてしまうような試験に合格することも同様です。

 限界という壁を自ら作らないことが、合格や開業成功を達成するための必須要件だと思います。

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反復する、理解していても反復する。

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 住吉の長屋               

 左の建物はご存知でしょうか?

 建築学を学ぶ生徒・学生の方や、建築に関連するお仕事をされている皆さんなら、このファザード(建物の正面外観)を見れば、

誰が設計したということだけではなくて、瞬時にその平面図さえも頭に浮かんでくることことでしょう。

 紙模型をサラサラと作ることもできるものだと思います。

 それぐらい有名な建築物です。

 この建物は、日本が誇る世界的建築家安藤忠雄さんが設計し、高い評価を受けて、世に出るキッカケとなった「住吉の長屋」です(筆者撮影)。

 日本で最も有名な住宅建築物といってもよいことでしょう。

 写真からはわかりにくいかもしれないのですが、計算しつくされ配置されたセパ穴跡(コンクリート型枠を固定するためのセパレーターの穴の跡)が目を引く、コンクリート打ちっぱなしのファザードは、非常に美しいものです。

 先に述べたように、建築学の勉強をされた方なら、何も見ないで、「住吉の長屋」の平面図や立面図、紙模型等を、スラスラと書いたり、手際よく作ることができるものと思います。

 建築学の勉強をされていたときに、何度も当該図面を、トレース(模写)されているはずだからです。

(「住吉の長屋」は学習・研究素材としてポピュラーであり、建築学徒のほとんどは、これを研究したことがあるはずですので。)

 このように今や、建築学にかかわる世界の人達から、研究対象となっている安藤忠雄さんですが、

安藤さんご自身は修行時代に、近代建築三大巨匠の一人、ル・コルビュジェを徹底的に研究し、コルビュジェ設計の建築物のトレースを何度も何度もやったそうです。

 建築学の重要な要素として、上記のような意匠学以外に、建物が安全に建っているか否かを検証する、構造力学や構造計算、構造設計という分野があります。

 これらは、三角関数等の数学やニュートン力学等を駆使する学問なのですが、

これをマスターするためには、独特な計算や作図を繰り返し練習する必要があります。

 本を一度だけ読んで運良く理解できた(一度本を読んだぐらいで理解できるという方は非常に稀だとは思いますが・・。)としても、

計算や作図をしなければ決してマスターできるものではありません。

 反復しなければ自分のものにすることはできないわけです。

 建築学と同じように行政書士実務に深くかかわる会計学や簿記も同様です。

 会計帳簿作成実習や財務諸表作成実習を自分の手を動かして、ペンを走らせ行うことなく、会計や簿記をマスターすることは不可能です。

 こちらも、仮に関連する本を読んで、運良く一度で内容が理解できたとしても、いざ作図や作表をしてみると何もできないことでしょう。

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 このように反復練習することが当該分野をマスターするために必須とされるものが多くあります。

 そのような分野の学問や技術は、自分のものにするためには、何度も何度も繰り返し反復するしかないわけです。

 その代わり、繰り返し繰り返し練習し、計算や作図を一度自分の手に馴染ませれば、二度と忘れることがないというのも当該分野の特徴です。

 上で、当該分野と書きましたが、本当はどの分野においても、それを自分のものにするためには、反復練習が必要で、行政書士試験範囲の科目においても実は同様です。

 例えば、憲法理論や民法理論もそうです。

 これらは、幸か不幸か、複雑な建物の図面や、構造力学・構造計算、財務諸表作成技法や原価計算等に比べると、理解しやすいものだと思います。

 法理論は、難解な数学的計算式を理解し、手を動かして書かなければならないような技術、自然科学理論が必要とされず、

少々わかりにくい文章で説明される場合は多くても、精読すれば、一度で理解できるような理論が多いものと思います。

 なので、「理解した。マスターした。もう大丈夫。」と思い込んでしまちがいになるわけです。

 法律条文などは、短文ですので、これも一度読めば、だいたいの内容はわかります。

 ですので、一度読んで「一応はわかった。もう大丈夫。」となってしまちがいになります。

 そして、もう二度と同じところを反復して読もうとしない方が多いのではないかと思います。

 ですが、人間は忘れる生き物で、憶えたものも反復しないかぎりは忘れるようになっていますから、何もしないでいると、ニ・三日すれば、すっかり記憶から抜け落ちています。

 しかし、本人は、「あの項目は理解しているから忘れていないはずだ。あの理論は完璧にわかったから、忘れていないはずだ。」と思い込んでいますから、

反復しようとせずに、そのまま先に進むわけです。

 他の項目も同様の道筋を辿り、結局いざ問題を解く段階になって、何もマスターできていないことに気付き、愕然とし、

「何をどうすれば、法律をマスターできるのかわからない。」という状態に落ち込んでしまうわけです。

 こういう状態を避けるためには、ある理論や条文を理解したとしても、「覚えた。大丈夫だ!」と思い込み、そのままにしないで、

できれば1日後に再び確認する、昨日覚えた理論や条文を移動中の電車等にて、手帳や携帯電話のメモ機能を使って、概要を書いてみる、

頭の中で思い浮かべてみるというトレーニングをするしかありません。

 建築学徒が、安藤忠雄さんやコルビュジェの名作を何も見ずに、スラスラとトレースできるように、

会計人がスラスラと仕訳をし、財務諸表を作成するように、

空で理論や条文が言えるぐらいにならないと、本当に法理論や条文をマスターしたことにはならないわけです。

 このような反復練習を怠った場合、「理解しているはずなのに、問題が解けない。」というような一見、不思議な状態に陥り、悩まなければならないことになります。

 法理論は筋道が非常に通っているので、それでもまだ、一度憶えたら、記憶から消えにくいものだと思います。

しかしだからといって、反復せずにほっておくといずれ記憶から消えていくことになります。

 条文は、もともと抽象的でわかりにくいものが多く(ゆえに、法解釈という作業が必要になってくるわけですが・・。)、

これを憶えるためには、何かに無理矢理関連付けるか、機械的な暗記作業が必要になってくるわけですが、

機械的暗記作業を行う場合は、なおさら繰り返し反復しなければ絶対に記憶には残りません。

 法律資格試験受験界には、建築学分野や会計学分野の資格受験界と違って、「反復練習する。」という概念に乏しいような気がします。

 「本を読めばそれでいい。反復は、試験直前期に解いて、間違った問題を見直す際にすればいい。」という風潮がまかり通っているような感じを受けます。

 講義や、基本書やテキストで理解した法理論や条文こそを、その翌日中に徹底反復練習する、これこそが、本当の合格への近道ではないかと思います。

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福岡銀行正面

 

 左の建物は、世界的建築家の黒川紀章さんが設計した福岡銀行本店建物です。

 先週末、福岡に滞在していたときに撮影したものです。

 豪快すぎるピロティ

(地上面の一部ないし全部を建物で埋めないで、空間とする建築手法:近代建築三大巨匠の一人、ル・コルビュジェ等による近代建築5原則の中にピロティが含まれ(他の原則は、屋上庭園、自由な平面、水平連続窓、自由な立面)、それによって、ピロティは、ポピュラーな建築手法となっていきました。近代建築5原則に忠実なコルビュジェの名作はサヴォア邸。)

が非常に目を引く名建築です。

 実務家行政書士は、以前にも申しましたように、多かれ少なかれ建築学の素養がある人がたくさんいます。

(他に、実務家行政書士には、会計学的素養がある方、語学が得意な方、

物理、化学、生物、薬学や医学等に詳しい方等、業務に関連し、様々な専門知識を持つ方がゴロゴロおられ、

驚かされると同時に、単に法律に詳しいだけでなく、上記のような業務関連知識を持ち合わせた人が多いので、

実務家行政書士と交流すると話題に事欠かず、楽しいです。)

 建築学的素養等が業務上、例えば風俗営業関連業務、農地転用業務、開発許可業務、マンション管理業務等で必要とされるからです。

 また、建築学的素養があれば、行政書士のメジャー・クライアントである建設業者の方々とのコミュニケーションもスムーズに進みます。

(逆に鉄筋コンクリート造(Reinforced-Concrete;RC)の建物がどのようにして建つのかも知らないようでは、クライアントから、失笑を買うのみならず、相手にされない可能性もあります・・。)

 そのため、建築士・建築施工管理技士・マンション管理士・管理業務主任者・福祉住環境コーディネーター・インテリアコーディネーター等の建築系ライセンスを併せ持つ行政書士も驚くほど多くいます(筆者ももちろん、そのようなライセンスを所有しています。)。

 CAD研修や測量研修等も行政書士会等で行われており、安価で受講することができますので、測量機器やCADを操り、図面をサラサラ引ける行政書士も多数います。

 また、建築知識を持つことにより、行政書士業務に役立つばかりでなく、旅先で名建築を見る楽しみも味わえることになります。

 名建築は、芸術でもあるので、建築知識があれば、街が美術館のように感じられるからです。

 行政書士業務は、法律知識だけでなく、業務関連の周辺知識があると非常に有利になるので、

開業者は、業務の合間を縫って、会計学や建築学、語学、薬学、生物学等の中から、

自分のバックグランドに合っていて、ものにできそうな分野を選んで習得します。

(会計学は、建設業関連業務や記帳会計等の会計業務に必要で、語学は入管関連、薬学は薬事法関連、生物学等は種苗法関連業務に役立つ知識となります。)

 どれを選べばいいかよくわからないという場合、街を美術館に変える楽しみもある、建築学を選択してみるとよいかもしれません。 

 もちろん、建築知識を持つことは、仕事の上でも大きな財産となります。

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 ところで、このような名建築に限らず、どのような建物であっても普通、設計事務所等による、

1.意匠設計(デザイン等の設計:有名建築家と呼ばれる人達は通常設計の中でも、この部分を担当します。)

2.構造設計(構造力学に基づく構造計算等によって、建物の安全性を検証しながら、柱や梁等の材料・材質、大きさ、断面の形、鉄筋の数等を決めていく設計。)

3.設備設計(電気・空調・給排水等の設備に関する設計。)

を経て、

これらに関する図面をもとに、施工会社(建設会社)が、実際に、基礎を作り、鉄筋を組み、型枠を作り、

コンクリートを打ったり、

(実際には、型枠に流し込むのですが、昔は液状ではなく、半固まり状態のコンクリートを積んで文字通り、叩いて打ち込んでいたそうです。

その名残で、型枠にコンクリートを流し込むことを、「コンクリートを打つ。」と表現したりしています(他説あり・・。)。)、

内外装を仕上げたりして、完成に近づけていきます。

 もちろん、最初の設計がいい加減だと、設計どおりに施工しても、実際に使用してみると非常に使いにくい建物となったり、安全性に欠ける建物となります。

 受験勉強もこれに似ているような気がします。

 つまり、学習計画(これが、「合格」という完成品を制作する上で必要となる「設計図」です。)がいいかげんだと、

その計画どおりにやったとしても、当然ながら出来上がるものも、よろしくないものが出来上がってしまうということになります。

 また、学習計画という設計図がしっかりしたものであっても、その実行(建物の場合だと施工)がいいかげんであれば、同様よろしくないものができてしまうということになります。

 どうすれば合格できるのかを事前によく調べ、つまり的確な戦略を練って、当該戦略に基づき、計画を立て、それを忠実に実行すれば、建築物と同様、よいもの(つまり「合格」)ができるということになります。

PS:今日は姉妹ブログでも建築ネタ(こちらでは安藤忠雄さんを取り上げています。)を書いています。

 建築ネタファンの方、

宜しければご覧ください。。<(_ _)>

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民法正誤問題(債権者取消権)

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 さて、メルマガ41号では、民法(学説推論問題:債権者取消権)をとりあげました。

 メルマガ41号を読み終わった方は、合わせて以下の問題を解いてみると、知識の定着を図れるものと思います。

 (民法例題)

 債権者取消権に関する次の記述は、判例に照らして妥当か否か。

問題1.

(平成11年国家公務員2種試験民法科目より以下引用)

 債権者取消権は、債務者の詐害行為を取消すものであるから、詐害行為取消訴訟は、詐害行為の当事者である債務者及び受益者を共同の被告として提起しなければならない。

(引用終わり)

問題2.

(平成8年度行政書士試験民法科目より以下引用)

 取消しの効果は、訴訟当事者である債権者及び受益者又は転得者だけではなく、訴訟に関与しない債務者についても及ぶ。

(引用終わり)

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正解は以下です。

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正解

問題1:妥当ではない。

 折衷説を採る判例理論では、取消訴訟においては、受益者・転得者の双方又は一方を被告とし、債務者を被告とすることはできないとしています。

 本問は、判例に照らして解答しなければなりませんので、債務者も被告とするという本選択肢の内容は、妥当ではないということになります。

問題2:妥当ではない。

 判例理論は、債務者を被告とせず、また、取消の効果も、逸出された財産を回復するに必要かつ十分な範囲内で取消しの効果を生じさせれば足りる(取消の相対的効力)としており、

当該理論に基づけば(つまり判例に照らせば)、取消訴訟によって、詐害行為が取消されたとしても、債務者と受益者ないし転得者との関係においては、財産の譲渡は有効のままとなります。

 より詳しい解説は以下の当メルマガバックナンバーでご確認のほど宜しくお願いします。

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